
子供の目が内側によっているように見えます。治療が必要でしょうか?
斜視の可能性がありますので、眼科受診をおすすめします。
斜視であれば、その背後に目の病気や遠視があることもあり、治療が必要になる場合もあります。
ただ、小さなお子様は一度に何もかも検査することが難しい場合もあります。
その場合、眼科のふいん気になれながら、何回かに分けて検査をします。
2か月の子供が鼻涙管閉塞症で治療が必要といわれました。どうしたらよいのでしょうか?
まず、鼻涙管閉塞という病気について説明します
通常、人間の眼は鼻涙管という管で、鼻とつながっています。
激しく泣くと、鼻水が出るのはそのせいです。
鼻涙管閉そく症は生まれつき、その鼻涙管がつまっている状態です。
自然に治ることもあるようですから、様子を見ることもあります。
通っているかどうかの検査で圧をかけることで、つまりが取れることもあるし、
マッサージで治ることもあります。
根本的な治療としては、ブジ―という細い管で、詰まりを破るやり方があります。
また、通常のブジ―治療では治らず、別の手術が必要になることもあります。
詳しくは主治医の先生にご相談されることをお勧めします。
子供が逆睫毛といわれました。自然に治るのでしょうか?
逆睫毛は小さい子供さんに比較的多く見られます。
小さな子供さんはお顔がふっくらしているので、睫毛が盛り上がって、目の表面に当たることが多いようです。
成長とともに、お顔がすっきりして、軽くなったり、治ることもあります。
肥満がある方は、体重が減ると治る場合もあります。
ある程度様子を見て治らない場合は、手術となります。
手術のやり方はいくつかありますが、その方の年齢、逆まつ毛の程度などによって、術式を決めます。
逆睫毛があると、以下のような症状がある場合が多いです。
- まぶしがる
- よく目をこする
- 目を痛がる
- よく結膜炎になる
- 乱視で見えにくい
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