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こどもの目について

毎日の診療で子供さんの目のことでお尋ねが多いことについてまとめてみました。

Q リジュセアミニってなんですか?

A
リジュセアミニ0.025%は低濃度アトロピンで、近視の進行を約40%軽減させるといわれています
(近視を治すのではなく、進行をゆっくりにするものです。)



リジュセアミニは2年以上続けるのがおすすめです。
いきなりの中断はリバウンドにより近視が急速に進むすることがあるので、中止したいときは必ず医師にご相談ください。
保険適応外で自由診療です。
リジュセア診察料 3500円 リジュセア30本 4400円

Q 子供の近視の予防はどうしたらいいのでしょうか?

A
近視は遺伝と環境半分半分です。
しかし、近年、デジタル機器の普及により、子供の近視が親世代よりも増えてきています。
近視が強くなるほど、将来の目の病気の頻度が増えることもわかってきました。(白内障、緑内障、網膜剥離、近視性黄斑症など)

近視の予防としては、いわれているのは以下の通りです。

1.2の生活改善はだれでもできる大切なことなので、ぜひ気をつけてもらいたいです。
3から6については、その方の年齢、近視の程度、生活、ご家庭の考え方、遺伝歴などによって、どれがよいかはまちまちです。気になる方は受診をお勧めします。


1近くを見る作業(読書、タブレット、携帯など)を暗いところで長時間つづけてするにはよくありません。

 30センチ以上離して、正しい姿勢で、適度な明るさの下で作業をして、定期的に目を休めるのがよいです。
(例 30分に1回程度、20秒以上遠くを見る)


2.屋外活動を増やす。1日2時間は太陽光に当たるのが良い。


3.リジュセアミニ0.025%(自由診療)
近視の進行を約40%軽減させるといわれています

4.オルソケラトロジー(自由診療)
近視の進行抑制効果が知られています。

5遠近両用コンタクトレンズ
近視の度数が強くなって、オルソケラトロジーでは矯正ができなくなった方にお勧めです。

6.DIMS眼鏡(Defocus Incorporated Multiple Segments HOYA  ミヨスマート)
1日12時間以上の装用で、近視の進行が約60%抑制させると報告されました。

Q 子供の近視は何歳まで進むのでしょうか?

A 個人差がありますが、身長が止まる18歳ごろには安定する人が多いです。ただ、パソコン作業やスマホなど近業が多い方は、30歳ぐらいまで近視が進む場合もあります。


Q 小学生の子供が近視で目が悪いです。なるべくめがねをかけさせたくありません。どうしたらいいのでしょう?

A 黒板の字が見えにくいのでしょうか?
家でテレビを見る時に目を細めていませんか?日常生活で不自由をきたすようなら眼鏡をかけたほうがいいです。
見えないままだと姿勢が悪くなったり、学業、スポーツなどに支障が出る場合もあります。

未成年のうちは、いきなり眼鏡屋さんで眼鏡を作るのはお勧めできません。眼科で検査して、眼鏡処方箋をもらって眼鏡屋さんで眼鏡を作るのをお勧めしています。
スポーツなどをする方、左右差が強い方はコンタクトレンズもあります
また、オルソケラトロジーやリジュセアミニも選択肢の一つになりますが、自由診療となります。



Q 子供の目が内側によっているように見えます。治療が必要でしょうか?

A
斜視の可能性がありますので、眼科受診をおすすめします。

その背後に目の病気や遠視があることもあり、治療が必要になる場合もあります
適切な時期に治療を開始しないと、視力が育たない(弱視)こともありえます。
大切な子供さんの目を育てるために、気になることがあれば早めの受診をお勧めします。